部署紹介

FXスポット部

スポット取引とは、2営業日以内に資金の受渡しが行われる通貨の売買取引です。
世界貿易の基軸通貨である米ドルをはじめ、日本円・ユーロ・英ポンド・豪ドルなどG7通貨や、中国人民元、タイバーツ、韓国ウォン等のアジア通貨も取扱っています。銀行問で行われる売買取引の場を外国為替市場と呼び、市場参加者は専用電話やその他の通信機器で繋がれていて、電話のネットワークがそのまま市場を形成する「テレフォンマーケット」です。

またこの相場は、報道機関等を通じ「東京外国為替市場直物円相場」として広く報道されています。

FXフォワード部

フォワード取引とは、異なる受渡し日における、同額の売戻条件付きの買い(または買戻条件付きの売り)を同時に行う取引です。
取引形態はレギュラー・タームと呼ばれる定型の期問物を中心に取引され、短期間物としては約定日当日~翌営業日取引のオーバーナイトや、1週間から1ケ月未満、そしてターム物として1ケ月から1年物などがあります。専用線で顧客である金融機関のほか海外の他ブ口ー力一とも接続し、ブライシングを含めたマーケットの情報の取得・取引を行っております。

また、ノンデリバラブル・フォワード(英: non-deliverable forward, NDF)とは、先渡取引(forward)または先物取引(futures)のうち、両当事者が取引時に決定したNDF価格と決済期日における実勢直物価格の差額を想定元本に乗じた額で決済する取引です。資本規制を実施している新興国の通貨は、オフショアで調達することができないため、普通の先渡取引を行うことができず、NDF市場が発達しました。

マネーマーケット部

外貨資金取引にはコール取引とJOM取引があります。
コール取引とは国内の銀行同士が外貨資金の過不足を調整する貸借取引で1972年に発足しました。

またJOM取引(円資金取引も含む)とは、ジャバン・オフショア・マーケット(JapanOffshoreMarket)の略で1986年に発足しました。コール取引とJOM取引の相違点は、コール取引は貸借勘定を使いJOM取引は預金勘定を使う点です。またJOM取引参加者は、アジアや欧米など海外の銀行と自由に取引出来ます。
近年はフォワード取引を利用しての円投や円転の金利裁定取引が活発に行われています。